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2006年8月 2日 (水)

続オンライン申請

7月25日に取り上げたオンライン申請の不具合の件、その理由が明らかになった。

オンライン庁では従来の権利証に代えて登記所の発行する登記識別情報が交付されることになっている。この、登記識別情報は、その情報が記載されている紙自体には価値はなく(持っているという事実は評価できるが)その中に記載されている12桁の英数字が今までの権利証の代わりをする。つまり、12桁の数字をメモした紙をつければ、今までの権利証の変わりになるということである。もっとも、実務では登記識別情報のコピーをつけるのが一般的ですが。

この12桁の英数字が、プログラムミスで推認できるケースが発生していたということが、オンライン申請の不具合ということだそうだ。具体的には、3人以上の共有になる場合に、一定の規則性を有する12桁の英数字か出てきてしまうということらしい。そのため、これらに該当する場合には、登記識別情報を差し替えをするという取り扱いになるという。

登記識別情報の差し替えと簡単に言うが、登記実務を行っている者から見れば大変なことである。そもそも、登記識別情報や登記済権利証は再発行されない物のはずである。また、登記識別情報が差し替えられるといっても、どうやら前のものは回収されないらしい。ということは、登記識別情報が2通存在し、一方は無効な場合も生じることになる。うー大変だ。有効性の有無を確認するためには、実印押印の委任時状(印鑑証明書付)と当該識別情報が必要となる。取引の前に確認する必要があろうが、どこまで依頼人の理解を受けれるのか。唯一の救いは、地元の法務局は、オンライン指定庁ではないということだ。

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